03日 4月 2022
◆データを見る。 前回の記事でかどうりつの定義を見たように、正しく評価するためには停止時間を正しく考慮する必要があります。 ここからが本題。ラズパイを使った稼動率の取得・トラブル事例で見た事例における稼動率を見ていきます。 *本記事で出てくるデータはあくまでも本記事用に作成したものになります。...
前回の記事ではラズパイを使ったデータ取得のトラブル事例について解説しました。今回は、そもそもの目的であったデータ取得による稼動率の算出について見ていきます。 前編ではかどうりつの定義を見ていきます。具体的なデータ分析については後編で述べます。 ◆かどうりつの定義...
かつてとある企業さん(A社さんとします。)がシステム屋さんに依頼して次のようなシステムを作りました。 「ラズベリーパイを使って機械からの信号を取り込み、そのデータをWi-Fi経由でパソコンで確認する。」 システム屋さんが作ったシステムは完璧なものでした。しかし、思わぬトラブルが発生しました。
DXとは何か?ではなくDXとは「何をやるのか?」そして「何のためにやるのか?」これを考えたときに次のような結論に達しました。
何をやるのか? ⇒いろんな現場データをデジタル信号に置き換える。
何のためにやるのか? ⇒データをデジタル機器、具体的にはPC、PLC、マイコン、タブレット、スマホなどで扱えるようにするため。つまりIoT化のためです。
ではなぜIoT化をやるのか?
ではなぜデータ収集をするのか?現場の状況(異常/正常/無駄)を素早く把握して対応するための見える化です。