技術士1次試験、専門科目(機械)の問題を過去10年にさかのぼって出題分野を見てみます。
材料力学、機械力学、制御、熱工学、流体工学、その他に分けて見てみると、10年さかのぼってみてもその出題割合はほとんど変化がないことがわかります。
◆ものづくり白書は毎年5月の終わりごろから6月のはじめごろにかけて発行されます
10年ほど前、技術士になろうと決めたときにやったことの一つに「ものづくり白書」を読むことがありました。技術士試験は社会課題からの出題もあるので世の中の動き、トレンドを把握するために白書は有効でした。経産省のHPから過去の分も含めて閲覧可能です。
関連ブログ記事 ◆令和2年から [制御工学] ◆Ⅲ-13解説 ◆令和一年再試験から [熱工学] ◆Ⅲ-27解説 [流体工学] ◆Ⅲ-34解説 ◆平成29年試験から [機械力学](制御) ◆Ⅲ-12解説
今回の問題はパターンを知っていれば解けます。が、計算が割と複雑です。時間を気にしてしまうとうっかり計算ミスをしてしまうので要注意です。ちなみに一次試験の専門科目は2時間で25問の解答ですから1問当たりかけられる時間は4分程度です。
*本問題はもともとPV=RT(R:モル気体定数[J/(mol・K)])を使って質量を算出しそこからモル質量(酸素は32)とモル体積22.4L/molを使って質量を算出していました。
読者の方からPV=mRT(R:気体定数[J/(kg・K)])を使えばいいと指摘を受けましたので更新します。一応、過去の分も後半に残しておきます。
難しく考えすぎて遠回りした典型のような例です。ご参考に。
技術士一次試験の機械部門過去問の中でも直近3年間、2017年から2019年の中で、え?これ難しくね?って思った問題をピックアップして解説します。2019年は再試験があるので4回分の過去問からのピックアップです。 解説して欲しい問題があったらご連絡ください。
技術士機械部門一次試験直近の過去問解説。今回は令和1年流体工学からⅢ-34を解説しています。
4月29日に第一回、5月4日に第二回士業コラボzoomオンラインイベントを開催し、それぞれ中小企業診断士、税理士の方から今の状況を生き延びるためにコロナ対策の様々な助成金や補助金、融資についてお話しがありました。
そして5月13日(水)18時から1時間、製造業向けに絞っての製造現場改善計画、要するに自動化のススメをお話しさせていただきました。
概要を書き留めておきます。
2019年5月7日、経団連の中西会長は定例会議で終身雇用について次のような発言をされました。「制度疲労を起こしている。終身雇用を前提にすることが限界になっている。」
その翌週、5月13日には日本自動車工業会の会長会見で豊田章男社長がやはり「終身雇用難しい」と発言されています。
この二名の発言は大きな話題となったため記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
ではこの二名、たまたま、偶然、別々に、終身雇用に関して限界だとか継続が難しいなどと2019年の5月の7日、13日と1週違いで発表されたのでしょうか。その可能性もゼロではないでしょうが、私はそうではないと思っています。なぜこのタイミングで経団連トップと自動車工業会のトップが相次いで終身雇用について言及されたのか?ものづくり白書を紐解くと見えてくるような気がします。
ものづくり白書は毎年5月の終わりごろから6月のはじめごろにかけて発行されます
10年ほど前、技術士になろうと決めたときにやったことの一つに「ものづくり白書」を読むことがありました。技術士試験は社会課題からの出題もあるので世の中の動き、トレンドを把握するために白書は有効でした。経産省のHPから過去の分も含めて閲覧可能です。
人手不足や人材育成に関してはずっとトレンドになっています。