「次工程」て何て読む?
先日ふと気になってTwitterで呟いてみたところいろいろな反応があったのでここに記録します。
一般的には「じこうてい」のようです。「次工程 読み方」で検索をかけるとトップに出てきたサイトでは「じこうてい」とされていました。私の仕事経験のなかでも「じこうてい」と読む現場が多いです。
ちなみに私自身は「つぎこうてい」と読みますし、「つぎこうてい」と読んでくださいと言います。じこうていでは自工程と混同してしまうからです。
リプライ集計
Twitterでリプライいただいた読み方を集計してみました。
ちなみにリプライとはTwitterの投稿に対するコメントのことです。
「つぎこうてい」 5票
「じこうてい 」 7票
「あとこうてい(後工程)」 7票
「つぎのこうてい」 4票
「こうてい1,2,3」 2票
「お客様」 1票
講評
意外と「つぎこうてい」派が多くてびっくりしました。リアルで自分自身以外につぎこうていと表現する人に実はあったことがなかったので。
ただしやはり「じこうてい」派の方が多く、これも予想できたことですが後工程派と得票数が同数でした。
面白い意見として、「後工程では自工程の後を全て示す印象になります。」というものがありました。
あとは口頭で表現するときは「つぎのこうてい」とするという方もおられました。なるほど。分かりやすいですね。
また、工程1,2,3と通し番号で分けるという派も2票ありました。私も工程設計する際は、そもそも自工程がどこだ?という話ですので工程1,2,3と通し番号を付けます。
さらにオモシロ系回答として、「お客様」というものがありました。技術系、製造業系の方からならではの回答ですね。次工程(後工程)はお客様。自工程で品質を作りこみましょう。
即座に「前工程は神様です。」と返しておきました。前工程は自工程に供給してくれる神様です。神様に文句を言ってはいけません。
まとめ
工程を表す言葉はまず自工程(自分が受け持つ工程)を中心として前工程があります。そして自分の工程の次、次工程があります。この読み方は「じこうてい」がどうやら一般的ですが、自工程と混同するので「つぎこうてい」と読みましょう。次工程と同じ意味を表すとされる単語に後工程がありますが、自工程から後の工程全てを含むニュアンスがあるので自工程のすぐ次の工程単体を表す場合は「つぎこうてい」。自工程の後を全て表す場合には「あとこうてい」を使用すると良いのではないでしょうか。
以上を図1にまとめてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまの現場はいかがでしょうか?
前工程は溶接記号の意味を図で表現、です。
次工程は複動式シリンダーを使ったお遊びです。
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