小1の子どもが同級生というつながりで
千葉県佐倉市にあるヤマナカゴーキン様の工場見学に行ってきました。
ヤマナカゴーキン様は冷間鍛造に特化した金型メーカー。
鍛造は材料に金型を押し付けて塑性変形させて目的の形状を得る技術。
材料を900℃以上の高温にして加圧する方法を熱間鍛造
常温でやっちゃうのが冷間鍛造です。
いやはや、見ごたえありました。
金型の精度は数μm以下!!
このレベルでははっきりって機械化は無理。
人の感覚での仕上げと超精密3次元測定器を利用して
精度を出されていました。
まさに職人技!!技能伝承のために人を非常に大切にされている
様子がとてもよく伝わってきました。
また、こちらの工場では1200tや1600t級のプレス機を
保有されており、試作検証も対応されていました。
驚くほどに複雑な形状、あんな形やこんな形、がプレス1発で
出来てしまう。あぁ写真がないのが残念です!
また、Industry4.0への取り組みとして圧電素子を組み込んだボルト
ピエゾボルトの検証をされていました。
プレス時の圧力変動を計測して異常、例えば上型と下型との間に
異物が噛みこんだなど、を検知する計測システムの開発などにも
取り組まれていました。
最近よく設備の振動を計測して予防保全、予知保全という言葉を
聞きますが、どうやって振動を取ればいいかが分からないので
あればとりあえず既存のボルトをピエゾボルトに置き換えてみる
というのはありだなと思いました。
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